専業トレーダー手法のポイント
専業トレーダー手法
ポイント
・AM10:00以降は、所々に企業の円買いが散発します。ドル買いは仲値に集中。円買いは、AM10:00~11:30、PM00:30~15:00時までに散発します。
そのため、円買い圧力が強い場合は、AM10:00以降はUSD/JPYは緩やかに下降しやすくなります。
一日の企業の円買いは約9億ドルです。20日以降は円買いが多くなる傾向があります。
何故なら、支払いや従業員への給与など、円を調達する必要があるためです。月末は、決算の関係上、円買い顕著に出ます。
・FXは株式市場の動きを知らないまま始めるの危険です。株価と為替は連動しやすいため、NYダウや日経平均、株価を知っておく必要があります。
日中の株価や日経平均はSBI証券の「HYPER SBI」を利用すると、リアルタイムで見れるため便利です。
・更に11時や14時には投信のドル買い付けが発生する場合があります。このような東京時間の需要やドル売買の流れは、銀行関連の書籍や元銀行ディーラーを著者の書籍を読むとより一層理解しやすくなります。
・FXニュースをメール配信していると一日の為替相場の流れが分かり有利です。FXニュースには様々な種類がありますが、楽天証券の「マーケットアロー」は、非常に相場の方向性が分かりやすい内容です。「USD/JPYの底が堅い」、「USD/JPYの上値が限定的。」などといった情報が配信されます。そのため、トレードが組み立てやすくなります。
「マーケットアロー」は、外国為替や株式市場に加えて、米国&アジアの市場状況などがメール配信されます。楽天証券に口座をお持ちであれば、無料で利用できます。
・FXは「買う」「売る」の取引だけではなく、「待つ」というもう一つの選択肢が存在します。相場の方向性がわからない場合は無理にポジションを持たずに「待つ」ことが必要です。
・前日のNYダウや日経平均先物が下落して、終わった場合は、東京時間の株価も下落するため、USD/JPYの下値は軟らかくなります。
但し、企業の為替需要があるため、一概に今度は売りだけでエントリーすることは危険です。
日経平均株価の数値を参考にしながら、上下を数pips狙うトレードをします。
慣れない内は、NYダウや日経平均先物が堅調な時にだけ、買いのトレードをします。株価を眺めながら、毎日FXをしているとUSD/JPYの動きは分かって来ますので、その時になれば下落相場に自然と対応出来ていると思います。
(この記事は原文を元に正確に編集しています。)