窓埋め手法

窓埋め手法

週末最後の為替レートと週明け最初の為替レートが乖離した水準で開始されるのが窓明けです。

窓明けで始まった場合は、行き過ぎを修正するように値が戻って行きます。これが「窓埋め」と呼ばれます。

参考例

窓埋め

週末最終の為替レート(USD/JPY)が101.81円で終了し、週明け最初の為替レートが101.65円で始まりました。
この101.81円から101.65円までの部分が「窓」です。一般的に窓は埋まりやすいとされ、101.65円で始まっても一度は週末最後の為替レートである101.81円までは到達して「窓埋め」する傾向があります。

特に週末に政治イベントやサプライズなどがあれば窓は開きやすくなります。また、逆に窓が開かないときや1円以上開くこともあります。

トレードルール

月曜日の早朝に窓明けを確認します。開いていた場合は、窓を埋める方向にポジションを取ります。

窓埋め

窓が半分程埋まれば利確をします。損切りも半分の数値を設定します。

ポイント

窓埋め手法は週に一度のみトレードチャンスがあります。窓明け後トレードが遅れて、窓が埋まり始めた場合はエントリーはしません。

FX社によっては、週明け時にスプレッドが開いている場合があります。これは通貨の流動性が低下しているためです。窓埋め手法では、この時間帯にスプレッドが開いていないFX社を使用します。