AUD/JPY分散手法

AUD/JPY分散手法

AUD/JPYを、ロングで長期間保有する場合にリスクを低減したトレード手法です。

AUD/JPYは、スワップ金利が高いため、長期間保有する人が多い傾向にあります。但し、為替損益が発生するため、損切りをせずにスワップ金利だけで保有することはリスクがあります。
それらのリスクを低減させる方法は、AUD/JPYを保有せずに、USD/JPYとAUD/USDに分けて保有することです。

AUD/JPYの価格は、USD/JPYとAUD/USDの価格の掛け算です。

USD/JPY×AUD/USD=AUD/JPY

AUD/JPYが1円動いたのであれば、USD/JPYとAUD/USDの合計が1円動いたのと同じです。

トレードルール

AUD/JPYを1万通貨保有するのであれば、USD/JPYを0.5万通貨、AUD/USDを0.5万通貨に分けて保有します。

USD/JPYが上昇すると予測すれば、半分の0.5万通貨をロングします。
もう片方のAUD/USDが上昇すると予測すれば、半分の0.5万通貨をロングします。

USD/JPYとAUD/USDに分散することで、リスクを低減できます。
片方が下降トレンドの場合に、エントリーせずに済みます。
AUD/JPYの1万通貨を買った場合と同じ効果が得られます。

AUD/JPY分散手法

応用ルール

ナンピンで買い増すような場合は、片方が1円下落すれば買い増します。もう片方も1円下落すれば、そちらを買い増せば、より平均取得コストが下がります。