ケルトナーチャネル手法
ケルトナーチャネル手法
ケルトナーチャネル手法は、テクニカルを元にトレンドフォローに沿って、小さく勝ち+小さく負けることを繰り返します。 損切りをしっかりすることにより、利益を積み重ねます。
3つのコンセプト
「ケルトナーチャネル手法」は、安定した利益を継続するために3つのコンセプトが存在します。
チャートは、1時間足と1分足を使用します。
トレードをする上で重要な要素は、トレンド方向に対してエントリーをすることです。
そのためには、比較的長い足である1時間足でトレンドを見極めます。
いかにスキャルピングとはいえ、トレンドに逆らった取引は成功の可能性が少なくなります。
そのため、1時間足の為替の方向性に従ったトレンドフォローの売買が基本になります。
但し、1時間足にも欠点は、あります。
それは、トレンド転換の際は、表示が遅れてしまうことです。
トレンドは、必ず終息し反転します。
そのため、ドローダウンを避けるには、決めた数値によるストップロスが有効に働きます。
5分足や、15分足は、使いません。
短期的なモメンタルでは、多くの足を出せばエントリーチャンスが減り、トレードルール自体も複雑になり機能しなくなるためです。
さらに5分足と1分足の組み合わせは、時間的に近くて良いと考えられがちですが、短期的な値動きに対する超短期的な値動きでは、方向性がバラバラになります。
工夫を重ねた結果たどり着き、最も利益効率が良かったのが1時間足と1分足の組み合わせです。
テクニカルは、チャートに1つが最適です。
多くのテクニカルを表示させるほど、エントリーが遅くなります。
トレードで、テクニカルを沢山設定する方もいますが、それが良いとは限りません。
そもそも、テクニカルは値動きの後になってサインが発生するものが殆どです。
多く組み合わせるほどエントリーが遅れるばかりではなく、方向性さえも見失ってしまします。
1つを極めることにより、トレードルールをシンプルにして、明確なエントリーが可能になります。
但し、テクニカルは、2つ以上使う場合もあります。
それは、トレンド系とオーシレータ系の組み合わせです。
1つのテクニカルに対しダマシを防ぐために、もう1つを使いフィルターの役目を果たします。
これにより、テクニカルの信頼度を上げます。
短期売買では、エントリーポイントを判断する際にテクニカルが有効です。
しかし、決済に使用するとダマシやドローダウンが多くなり機能しません。そもそも、ストップロスをテクニカルで判定していては、毎回色々な幅の損益になり、トータルでの獲得額が必ずマイナスになります。そのために、売買時に予め決めた数値の「損切り」の決済オーダーを出すことが必要です。
短期売買の極意は「損切り」にあります。
損切りが出来るか出来ないか、これは短期売買で最も重要なことです。
予め決めた数値でトレードを行うことにより、明確にストップロスの損失額を計算することができます。
・決済数値を設定することが、短期売買で唯一勝ち続けられる方法。
日本では、決済時にあたかもテクニカルが有効に機能し、決済ポイントを知らせてくれると思われている方もいます。しかし、利確と損失を決めてトレードを行うことは欧米では、当り前のことです。
エントリーはテクニカルで判断し、決済はテクニカルを使用しては、ならないというのは何度も述べましたが、唯一勝ち続ける方法は、仕掛けをするタイミングで利益確保とロスカット値を決めておくことです。
トレードの重要点
FXでトレードを行う上で必要なことは、主に3つです。
- エントリー位置
- 利益確定
- ストップロスの設定
*上記の円グラフは、データを参考にしたイメージの%数値です。
*その他とは、スプレッドやパソコン環境や資金などトレードルール以外の部分です。
「ケルトナーチャネル手法」の特徴はシンプルなルールに基づいて、継続的な利益を目的としています。以下に、特徴を記載します。
- スキャルピングによる数分から数十分でポジション構築から決済までの売買を終結させる手法です。
- 24時間トレード可能。
- トレンド相場及びレンジ相場に対応。
- 小さく勝って小さく負けることを基本とします。
- エントリー回数が多い。
- 1分足でエントリーします。
- トレードルールが存在するため、ストレス無くトレード可能。
- 勝率70%と安定しています。
提供:©TOIデイトレード社