バタフライ投資法
バタフライ投資法
スキャルピングは実は非常に難しく、使いこなせないと一度の損切で大きく利益を飛ばしてしまいます。常勝するには熟練の時間がかかります。
スキャルピングの訓練も良いと思いますが、スキャルピングとデイトレードの良い所を取り入れたトレードも検討の余地があると思います。
本日、この簡易ルール+チャートで、たった4回の取引で58PIPS取れていますので、参考にしてみて下さい。
これは、基本的に平均線10、平均線21、ボリバンフィボしか使いません。最もシンプルなものです。
RCIなどのオシレーターを普段見ていらっしゃるようですが、ボリバンフィボで代用できます。
また、MA21をメインに考えるので、こちらは視覚的なサインになるよう、平均足で代用します。
極端な話、MA10が平均足を上抜ける、または下抜ける、という点に注目するだけでも、勝てます。
(原始的な、ゴールデンクロス、デッドクロスです。馬鹿に出来ないです。)
バタフライというMT4のインジケータを使いますが、これは高値、安値の目安です。出たからといって確定ではなく、高値を更新するとそちらに飛んで行ってしまいます。
ロジックは不明ですが、これをラインで結ぶと綺麗な波動を描いているので、あまりいい加減なものではなさそうで使えます。
本来はフィボナッチやピボットの反転ポイントを割り出した方が良いと思いますが、その研究は追々でも良いかと思います。ですので、バタフライはサインではなく、目安として使います。
例えば、取引時間から見て、30分では長すぎます。
スキャルピングは1分が最適ですが、認識されていらっしゃる通りNY時間などではリスクも大きくなります。
ドル円15分足は良い感じなのですが、ラインをしっかり読んでプランを立てられないと、利確、エントリーがなかなか難しく感じるかも知れません。ですので、5分を採用です。スキャルピングとは呼べませんが、ヒットエンドランです。
こちらは順張りルールです。
スキャルピングの場合は順、逆、関係有りませんが、利益と損切のバランスを考えると、やはり順張りの方がリスクは減ります。またスキャルピングを順張りでやると、トレンド中、どこで再エントリーしたらいいか、悩みませんか。この順張り5分ルールは、そのようなスキャルピングの弱点は排除しています。スキャルピングの時にも参考になるかも知れませんね。
他の時間足は、見られたら見て下さい。但し、短期決戦の場合、他時間軸と同方向になるのを待っていたら、エントリーチャンスが極端に減ったり、迷ったりします。短時間軸では、手際よく損切出来れば、エントリーチャンスを増やして責めた方が圧倒的に効率が上がります。
チャート設定
USD/JPY | 5分足 |
---|---|
FibonacciBollingerBands | Reriod21,ATR21 |
HeikinAshiSmoothed | MaPeriod2 21 |
MovingAverage | 期間10 |
Gridv10 | ODLの場合はPIPS50(小数点以下3桁なので。実際は5PIPS) |
Butterfly | 変更なし |
基本ルール
(ショートの場合。ロングは逆)
- 形式的に、トレンドフォロー。
- バタフライが直前に上に出ていること。
- ローソク本体が、MA10と平均足を下回っていること。
- MA10は、平均足(=MA21)の下で、どちらも右肩下がりであること。
- MA10の角度が、横ばい、または上向きの時は、エントリーを避ける。エグジットルール
- 直前の高値に並んだ時。(バタフライが上に移動してきます)=損切
- 反対方向にバタフライが現れたとき。=利確
- MA10と平均足を、本体が上回ったとき。また、平均足の色が変わったとき。
- ボリンジャーバンドのσ2または、σ3に刺さった時。伸びそうなら我慢。様子見ルール
- ボリンジャーバンドミドルライン=平均足に、ローソクが絡みついて推移している時。
- 極端に出来高が少ない時。
画像でのエントリー、エグジット説明
1、バタフライ出ています。トレンド転換を待ちます。
(アグレッシブに責めるなら、損切覚悟でエントリー)
2、MA10が九の字に折れます。また、平均足が赤く転換します。
安全を取るなら、平均足の赤が2本以上連続してからエントリーです。
3、値が戻り始めますが、平均足本体(=MA21)をローソク本体が上抜けていませんので利確は我慢。
4、下にバタフライ出現。そろそろ利確準備。
(確実性を取るなら、ここで利確してもOK。)
5、MA5が九の字に折れます。また、平均線が青に転換しています。
ローソク本体もMA10、平均足(MA21)をまたいだので、利確。
(アグレッシブ法なら20数PIPS、安全に行っても10PIPS取れています)
5-6、この区間、トレンド収束時と見ます。出来高が減少しています。
また、ボリンジャーバンドミドルにローソクが沿っているので、レンジと判断。
基本的には、ボリンジャーバンドミドル近辺でのエントリーは慎重に、あるいは避ける。
どちらに動くが分かりません。
7、バタフライ出現。エントリーを待ちます。
(アグレッシブに行くならエントリー。但し、バンドウォークの気配があったら即損切)
その後すぐに平均足が赤くなりますので、エントリーしても構いませんが、すぐ反転します。
しかし、直近高値を更新していませんので、損切せず持ち続けます。
8、ボリンジャーバンドσ2ラインを超えましたので、利確してもよし。
バタフライ出現まで待つもよし。
MA10も折れていませんし、平均足の色も変わらないので、まだ我慢する手もあり。
9、ここまで我慢して、平均足の色が変わった時点で利確というのは正解ですが、利は減ります。
但し結果論で、もっと利益が伸びていたかも知れません。
確実に行くなら、「頭とシッポはくれてやれ」です。9.以降 MA10、平均足より上にローソクが走り出したので、エントリー可。
よく見ると、ゆるやかにσ1-2の間を上りだします。
バンドと同じ速度で推移しているうちは、じっくり保有して利を伸ばすべきです。
まとめ
本当に基本的なことばかりですが、意外に守れない人も多いと思います。
このチャートで勝てれば、どんな手法でも勝てる可能性があると思います。
ただ私の言う事を鵜呑みにしても、勝てないかも知れませんので、良い所だけでも参考にしてみてください。
提供:©一般トレーダー