両建て手法
両建て手法
両建て手法は「買い」「売り」の両方のポジションを建てます。為替レートが1円進んだ際に、プラスになったポジションを決済をします。そして、マイナスポジションに±1円のOCO決済注文をするトレード手法です。
スプレッド
USD/JPY=0.5pips以内
他の通貨ペア=1.0pips以内を推奨
トレードルール
1. 現在の位置に両建てポジションを建てます。両建てのエントリーは両方同時に行います。
2. どちらか一方に為替レートが、1円動けばプラスのポジションを決済します。
3. マイナスポジションに利確と損切りのOCO決済注文を設定します。
エントリーした位置(±0)にリミット。更にマイナス1円の位置にロスカットで、OCO決済注文を設定します。
- エントリーした位置まで戻れば、合計+1円。
- 更に為替レートが-1円動けば、合計-1円になります。
為替が1円以上動いた場合は再度1円戻すことがあるため、両建て手法が機能します。
特にUSD/JPYは1円以上変化したときに、再度戻ることが60~70%以上あります。
ポイント
・トレードではレンジ相場の通貨ペアを選択することにより勝率が良くなります。
・両建てポジションを保有後、片方が+1円になった場合に、戻しが期待出来ない相場展開=更なるトレンドが続くと予想した場合は、ポジションを保有したままトレンドが終息するまで保有します。
<例>両建てポジションを保有後に1円の上昇。更に上昇トレンドが続く可能性があり、1円の戻りが期待できないと判断。この場合は更に上昇してトレンドが終息したときに片方の利益を決済して、もう片方に±1円のOCO決済注文をします。
・エントリー後の1円の値動きは一例であり、50銭や30銭など設定が可能です。また、「上値が重い」「下値が固い」位置で片方のポジションを決済します。このような情報はFX社の為替ニュースを参考にします。
トレード例
1. USD/JPY(1万通貨)を両建てします。
2. エントリー後に為替レートが1円上昇。
+1円以上になれば、プラスのポジションを決済(+10000円)。
マイナスのポジションに±1円のOCO決済注文を設定。
3. USD/JPYが1円下落したため、合計10000円の利益。
提供:©FXデイトレード社