1分足スキャルピング

1分足スキャルピング

実践トレード例

各種トレード例です。トレードの際は、参考にして下さい。

上昇トレンド

・下記〇の5分足「MACD」は、上昇トレンドと判定します。

MACDの上昇トレンド

・下記1分足の○地点が、ロングでのエントリー位置です。
エントリー後は、OCO決済注文をします。

1分足のロング

下降トレンド

・下記〇の5分足「MACD」は、下降トレンドと判定します。

MACDの下降トレンド

・下記1分足の○地点が、ショートでのエントリー位置です。
エントリー後は、OCO決済注文をします。

1分足のショート

応用ルール

テクニカルのパラメーターについて

テクニカルのパラメーターは、ご自身なりのアレンジが可能です。
「RCI」のパラメーター数値は9日ですが、安定して利益が出るようになれば日数なども独自に変更しることも出来ます。

スキャルピングという短い時間を想定したトレードの性質上、「RCI」の日数は3日以上15日以下という比較的少ない日数が適しています。

勝つか負けるかが2分の1なら、少なくとも勝率のある良好な方向にエントリーすることによって、必然的に勝率が上がることに気づくはずです。

更に、テクニカル以上に損切りが重要です。
仮にエントリー方向にレートが進まなかった場合は、素早く損切りをすることによって、次のエントリーに備えることが出来るのです。

・エグジットは、様々なケースを想定して、リミット:損失がAパターンBパターン、更に多数のpipsが多数用意されています。

基本的なルールとして、Aパターンの「リミット5pips/ロスカット5pips」を選択してトレードをします。

トレードを分析する

この章をもって本書は終了です。
内容が重複する点もありましたが、より理解を深めるためにも再度重要点を記載します。

FXで負け続ける人のパターンは、主に3つです。

  1. 損失をもちこたえ、利益が出ればすぐにエグジットする。(損大利小)
  2. テクニカルを元に利益確定・損切りをする。
  3. 安定したトレードルールを構築しない。

1と2は重要です。1と2を改善して、初めてトレードルールが機能します。

逆に勝ち続ける人のパターンは、主に2つです。

  1. 利益と損失を1:1以上に設定する。
  2. エントリーポイントを見つけるためのトレードルールを構築する。

つまり、1の利益と損失を設定した上で、2のトレードルールを構築することにより、安定した利益継続が見込めます。

FXは結局のところ、上がるか下がるかの2通りだけです。つまり、初心者でもプロトレーダーでも世界中の人がやっても確率は2/1です。

確率が2/1と考えます。

  • 2連敗する可能性は25%
  • 3連敗する可能性は約12%
  • 4連敗する可能性は約6%
  • 5連敗する可能性は約3%

つまり、連敗が続く可能性は、余程運が悪く無い限りはありません。逆に連勝する可能性も上記の数値と全く同じです。

確率が2/1であれば、回を重ねるごとに全体の利益は、結局±0になります。

利益:損失=1:1と考えた場合です。
もちろん、スプレッド等により条件は変わります。

では、仮に利益:損失=1:1として、勝率が約70%ならどうでしょうか?

ここで簡単な実験をします。まず、鉛筆を用意します。形は7角形です。
その内の2面を負けと決め、残りの5面を勝ちと決め、わかりやすいように目印を付けます。

鉛筆を1セット30回~50回程転がしてみて下さい。トータルで勝ちが出る回数が圧倒的に多くなることに気づきます。

これを2セット、3セット行なっても同じ結果になるはずです。
つまり、利益:損失=1:1にした場合、勝率が50%以上ならば安定して利益が継続します。

利益:損失=2:1ならば、勝率が40%以上ならば安定して利益が継続します。
このことを考えると、如何に利益と損失を1:1以上に設定した上で勝率を上げることが重要かがわかります。

では、勝率を上げるのはどうすれば良いのでしょうか?
答えは、1つです。トレードルールを構築する。

トレードルールはエグジットするためのものではなく、エントリーポイントを構築することにより、勝率を上げるためのものです。

再度記載しますが勝ち続ける人のパターンは、2つです。

  1. 利益と損失を1:1以上に設定する。
  2. エントリーポイントを見つけるためのトレードルールを構築する。

この2つが、トレードで安定して利益を継続し続けるプロセスの全てです。

提供:©TOIデイトレード社